Matt Barnes (フルネーム/Matthew David Barnes)Embed from Getty Images1990-06-17生|193cm94kg|リリーフ 右投右打出身地/アメリカ合衆国 コネチカット州ダンベリードラフト/2011年BOS1巡目(全体19位)指名メジャーデビュー/2014-9-9 |
■選手紹介優秀な奪三振マシンではあるが制球力をアップさせたい本格派リリーフ右腕。高校時代は野球だけでなくバスケットボールでも活躍するなど州内では名が知れていたが、ドラフト指名されなかったことで地元のコネチカット大学へ進学する。最終年の2011年にはゴールデン・スパイク賞の有力候補に挙げられ、シーズン後にはカレッジベースボールのオールアメリカチームに選ばれるなどそこで飛躍を遂げた。レッドソックスから1巡目指名を受けたバーンズはプロ初年度の2012年にオールスター・フューチャーズゲームに選ばれるなど成長を続け、2014年にメジャー昇格。セットアッパーに定着した。常時95マイル超のフォーシームと変化量・キレともに充分のカーブはとても威力がある(他にチェンジアップも投げる)が、クローザーを務めるにはコントロールがアバウトすぎる。制球力不足が原因で防御率が3.60を割ったことがない。一方でメジャー定着後の2016年以降毎年イニング以上の三振を奪っており、奪三振数も4年連続で増えている。ちなみに、大学生だった2010年には世界大学野球選手権大会が日本で開催され、アメリカ代表として来日している。寄稿日:2020-04-20 最終更新日:2020-04-20 |
オールスター:1回(21)主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2014 BOS 5 0 0 0 4.00 9.0 11 4 1 2 0 8 1.44 4.002015 BOS 32 3 4 0 5.44 43.0 56 26 9 15 2 39 1.65 2.602016 BOS 62 4 3 1 4.05 66.2 62 30 6 31 3 71 1.40 2.292017 BOS 70 7 3 1 3.88 69.2 57 30 7 28 1 83 1.22 2.962018 BOS 62 6 4 0 3.65 61.2 47 25 5 31 2 96 1.26 3.102019 BOS 70 5 4 4 3.78 64.1 51 27 8 38 2 110 1.38 2.892020 BOS 24 1 3 9 4.30 23.0 18 11 4 14 2 31 1.39 2.212021 BOS 60 6 5 24 3.79 54.2 41 23 8 20 2 84 1.12 4.20 |
「選手名鑑」カテゴリーアーカイブ
エイドリアン・ハウザー
Adrian Houser (フルネーム/Adrian David Houser)Embed from Getty Images1993-02-02生|191cm101kg|先発 右投右打出身地/アメリカ合衆国 オクラホマ州タレクアドラフト/2011年HOU2巡目(全体69位)指名メジャーデビュー/2015-9-26 |
■選手紹介ゲボをはいて有名になった先発右腕。オクラホマ州チェロキー郡タールカー出身のハウザーは高校卒業後に地元のオクラホマ大学に進学する予定であったが、2011年にアストロズから2巡目指名を受けたことで球界入り。その後、2015年にトレード期限前日に決まった2-4のトレードでブリュワーズに移籍。カルロス・ゴメス、マイク・ファイヤーズ対ドミンゴ・サンタナ、ジョシュ・ヘイダー、ブレット・フィリップス、ハウザーのトレードだった。ブリュワーズ移籍後は2ヶ月間をAAビロクシ・シャッカーズで過ごした後9月22日にメジャー契約を結び、26日にはメジャーデビューを果たす。2016年はAAビロクシで開幕を迎え、3勝7敗 防御率5.25と目立った成績を残せなかったうえトミー・ジョン手術を受ける。ヒジの怪我が治った2018年は3年ぶりにメジャーに招集され、少ない出場機会とはいえ防御率3.29と爪痕を残した。この年は6月17日にAAAから招集されて即登板となった際、長距離移動によりマウンドで嘔吐したことで名前を知られるようになった。2019シーズンはアディソン・ラッセルの顔面にぶつけてしまうなど不安定な面もあったが、先発とリリーフ両方こなし111回1/3を投げ6勝7敗、防御率3.72とメジャー定着の年となった。2020年はブランドン・ウッドラフに次いで2番手としてローテーション入りすることになっており、更なる活躍が期待されている。寄稿日:2020-04-19 最終更新日:2020-04-19 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2015 MIL 2 0 0 0 0.00 2.0 1 0 0 2 0 0 1.50 0.002018 MIL 7 0 0 0 3.29 13.2 13 5 0 7 1 8 1.46 1.142019 MIL 35 6 7 0 3.72 111.1 101 46 14 37 5 117 1.24 3.162020 MIL 12 1 6 0 5.30 56.0 63 33 8 21 4 44 1.50 2.102021 MIL 28 10 6 0 3.22 142.1 118 51 12 64 9 105 1.28 1.64 |
T.J.ゾイク
T.J. Zeuch (フルネーム/Timothy James Zeuch)Embed from Getty Images1995-08-01生|201cm111kg|先発 右投右打出身地/アメリカ合衆国 オハイオ州メイソンドラフト/2016年TOR1巡目(全体21位)指名メジャーデビュー/2019-9-3 |
■選手紹介2016年にドラフト全体21位で指名された、身長2メートル超の大型グラウンドボールピッチャー。大柄な体格から威力がありそうなツーシームを低めに集め、ゴロの山を築く。調子の良し悪しに関係なく常時95マイルを出すことができるうえ、コントロールも悪くない。2021年にメジャー定着を果たすと見込まれていたが、再建中のブルージェイズにあっては先発4~5番手を勝ち取って2020シーズンから活躍できるかもしれない。なお、Zeuchと綴って「ゾイク」と発音する。寄稿日:2020-04-10 最終更新日:2020-04-10 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2019 TOR 5 1 2 0 4.76 22.2 22 12 2 11 0 20 1.46 1.822020 TOR 3 1 0 0 1.59 11.1 9 2 1 4 0 3 1.15 0.752021 TOR 5 0 2 0 6.60 15.0 21 11 6 9 0 8 2.00 0.89 |
サム・クーンロッド
Sam Coonrod (フルネーム/Samuel Timothy Coonrod)Embed from Getty Images1992-09-22生|185cm102kg|リリーフ 右投右打出身地/アメリカ合衆国 ミズーリ州セントルイスドラフト/2014年SF5巡目(全体148位)指名メジャーデビュー/2019-5-26 |
■選手紹介先発よりリリーフに適性を見い出してメジャー昇格を果たしたパワーピッチャー。以前は92~3マイル程度しか出なかったが、リリーフに転向すると速球のスピードが上昇。フォーシーム、シンカーの2種類のファストボールは両方とも96マイル以上出るようになったが、シンカーの方がコントロールが良い。また、唯一の変化球のカーブは急ブレーキがかかったように60°の角度で曲がり落ちる、見ごたえのあるボールだ。寄稿日:2020-04-06 最終更新日:2020-04-06 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2019 SF 33 5 1 0 3.58 27.2 19 11 3 15 4 20 1.23 1.332020 SF 18 0 2 3 9.82 14.2 17 16 2 7 2 15 1.64 2.142021 PHI 42 2 2 2 4.04 42.1 41 19 5 15 3 48 1.32 3.20 |
カイル・ライアン
Kyle Ryan (フルネーム/Kyle Ryan)Embed from Getty Images1991-09-25生|196cm98kg|リリーフ 左投左打出身地/アメリカ合衆国 フロリダ州オーバーンデールドラフト/2010年DET12巡目(全体373位)指名メジャーデビュー/2014-8-30 |
■選手紹介投げ方といいピッチングスタイルといい大柄な体格には似合わないリリーフ左腕。極端なクロスステップから、曲がりが大きく球速は遅めのカーブを軸に外角低めを中心に組み立てる。コントロールは良い。寄稿日:2020-04-06 最終更新日:2020-04-06 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2014 DET 6 2 0 0 2.61 10.1 10 3 0 2 0 4 1.16 2.002015 DET 16 2 4 0 4.47 56.1 60 28 9 20 1 30 1.42 1.502016 DET 56 4 2 0 3.07 55.2 48 19 2 15 3 35 1.13 2.332017 DET 8 0 0 0 7.94 5.2 9 5 0 7 0 1 2.82 0.142019 CHC 73 4 2 0 3.54 61.0 55 24 5 29 1 58 1.38 2.002020 CHC 18 1 0 1 5.17 15.2 16 9 5 6 0 11 1.40 1.832021 CHC 13 0 0 1 6.75 13.1 17 10 3 6 0 8 1.73 1.33 |
ランス・マッカラーズJr.
Lance McCullers (フルネーム/Lance Graye McCullers)Embed from Getty Images1993-10-02生|185cm92kg|先発 右投左打出身地/アメリカ合衆国 フロリダ州タンパドラフト/2012年HOU1巡目追補(全体41位)指名メジャーデビュー/2015-5-18 |
■選手紹介2012年ドラフトで1巡目追加補完でアストロズから指名された。ブレーキの効いたナックルカーブを武器にマイナーの階段を順調に上がっていき、2015年にデビュー。ナックルカーブと150キロ後半のスピードボールを評価される一方、細かい制球力のなさとケガの多さからリリーフに転向すべきとの声があった。2019年はトミー・ジョン手術により全休、2020年半ばからの本格復帰を目指す。寄稿日:2019-08-17 最終更新日:2019-08-17 |
オールスター:1回(17)主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2015 HOU 22 6 7 0 3.22 125.2 106 45 10 43 5 129 1.19 3.002016 HOU 14 6 5 0 3.22 81.0 80 29 5 45 0 106 1.54 2.362017 HOU 22 7 4 0 4.25 118.2 114 56 8 40 11 132 1.30 3.302018 HOU 25 10 6 0 3.86 128.1 100 55 12 50 7 142 1.17 2.842020 HOU 11 3 3 0 3.93 55.0 44 24 5 20 5 56 1.16 2.802021 HOU 28 13 5 0 3.16 162.1 122 57 13 76 10 185 1.22 2.43 |
ドリュー・ステッケンライダー
Drew Steckenrider (フルネーム/Andrew Paul Steckenrider)Embed from Getty Images1991-01-10生|193cm98kg|リリーフ 右投右打出身地/アメリカ合衆国 ジョージア州アトランタドラフト/2012年MIA8巡目(全体257位)指名メジャーデビュー/2017-5-24 |
■選手紹介マイアミでクローザー最有力候補となっている速球派リリーバー。フォーシームが中心のピッチングスタイルだが、2019年はこれまで投げていなかったカーブを全投球の4割近く投げたせいか、14回1/3しか投げていないのに6本もホームランを浴びてしまった。コマンドはかなりアバウトなのでもう少し球威をアップさせないと一線級で活躍するのは難しい。寄稿日:2020-03-31 最終更新日:2020-03-31 |
オールスター:なし主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2017 MIA 37 1 1 1 2.34 34.2 30 9 4 18 0 54 1.38 3.002018 MIA 71 4 4 5 3.90 64.2 55 28 7 27 2 74 1.27 2.742019 MIA 15 0 2 0 6.28 14.1 9 10 6 5 1 14 0.98 2.802021 SEA 62 5 2 14 2.00 67.2 52 15 5 17 4 58 1.02 3.41 |
J.D.マルティネス
J.D. Martinez (フルネーム/Julio Daniel Martinez)Embed from Getty Images1987-08-21生|191cm104kg|指名打者、左翼手 右投右打出身地/アメリカ合衆国 フロリダ州マイアミドラフト/2009年HOU20巡目(全体611位)指名メジャーデビュー/2011-7-30 |
■選手紹介2009年のドラフト20巡目指名ながら球界を代表するスラッガーに成長した右の長距離砲。指名されたアストロズで2011年にデビューするも2014年にDFAとされ、拾われたタイガースでオールスターに選ばれるまでに開花。ジェフ・ルーノー元GMに「JDを放出したことが自身唯一の失敗」と言わしめた。2017年オフにFAとなり、当時はFA市場が急激に冷え込んだ時期だったため当初予想された額よりも低めの5年総額1億1000万ドルでレッドソックスと契約。2年続けて大型契約にふさわしい成績を残したことで2019年終了後のオプトアウトを行使するかと思われたが市場に出ることはなく、生涯レッドソックスでプレーしたいと語った。なお、マイアミ育ちのマーリンズファンであったJDだが、奇しくも2012年の新球場マーリンズ・パークのオープン第1号本塁打を放っている。寄稿日:2020-02-02 最終更新日:2020-02-02 |
オールスター:4回(15,18,19,21)主な表彰:シルバースラッガー賞3回(15,18), ハンク・アーロン賞1回(18), タイトル:打点王1回(18), |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 打席 安打 2B 3B 本 打点 四 死 三振 盗 打率 出塁 長打2011 HOU 53 208 57 13 0 6 35 13 2 48 0 .274 .319 .4232012 HOU 113 395 95 14 3 11 55 40 1 96 0 .241 .311 .3752013 HOU 86 296 74 17 0 7 36 10 0 82 2 .250 .272 .3782014 DET 123 441 139 30 3 23 76 30 3 126 6 .315 .358 .5532015 DET 158 596 168 33 2 38 102 53 5 178 3 .282 .344 .5352016 DET 120 460 141 35 2 22 68 49 3 128 1 .307 .373 .5352017 DET 57 200 61 13 2 16 39 29 0 54 2 .305 .388 .6302017 ARI 62 232 70 13 1 29 65 24 0 74 2 .302 .366 .7412018 BOS 150 569 188 37 2 43 130 69 4 146 6 .330 .402 .6292019 BOS 146 575 175 33 2 36 105 72 4 138 2 .304 .383 .5572020 BOS 54 211 45 16 0 7 27 22 2 59 1 .213 .291 .3892021 BOS 148 570 163 42 3 28 99 55 3 150 0 .286 .349 .518 |