■選手紹介優秀な奪三振マシンではあるが制球力をアップさせたい本格派リリーフ右腕。高校時代は野球だけでなくバスケットボールでも活躍するなど州内では名が知れていたが、ドラフト指名されなかったことで地元のコネチカット大学へ進学する。最終年の2011年にはゴールデン・スパイク賞の有力候補に挙げられ、シーズン後にはカレッジベースボールのオールアメリカチームに選ばれるなどそこで飛躍を遂げた。レッドソックスから1巡目指名を受けたバーンズはプロ初年度の2012年にオールスター・フューチャーズゲームに選ばれるなど成長を続け、2014年にメジャー昇格。セットアッパーに定着した。常時95マイル超のフォーシームと変化量・キレともに充分のカーブはとても威力がある(他にチェンジアップも投げる)が、クローザーを務めるにはコントロールがアバウトすぎる。制球力不足が原因で防御率が3.60を割ったことがない。一方でメジャー定着後の2016年以降毎年イニング以上の三振を奪っており、奪三振数も4年連続で増えている。ちなみに、大学生だった2010年には世界大学野球選手権大会が日本で開催され、アメリカ代表として来日している。寄稿日:2020-04-20 最終更新日:2020-04-20 |