Taylor Rogers (フルネーム/Taylor Allen Rogers)Embed from Getty Images1990-12-17生|191cm86kg|リリーフ 左投左打出身地/アメリカ合衆国 コロラド州リトルトンドラフト/2012年MIN11巡目(全体340位)指名メジャーデビュー/2016-4-14 |
■選手紹介メジャー史上10組目の双子メジャーリーガー、ロジャース兄弟の弟。兄のタイラーと見た目はそっくりだがこちらは左投左打のロー・スリークォータースロー。兄より3年先にメジャーデビューし、ミネソタ・ツインズのクローザーに上り詰めたが安定感を欠くシーズンが続く。2023年からサンフランシスコ・ジャイアンツと3年契約を結んだことで、兄弟でダブルセットアッパーを務めることになった。コロラド州でタイラーとともに誕生し、高校では野球とアメフトで活躍。ケンタッキー大学に進み、兄より1年早くドラフト指名を受け、ツインズに入団した。2016年の春先にメジャーにコールアップ。デビュー1年目から57試合に登板すると、翌年からセットアップを任され、2019年にはクローザーに抜擢された。しかし、2020年は防御率4点台。パドレスからブリュワーズに移籍した2022年には膝の不調を押して出場した影響から成績が悪化。クローザーとしては信頼が置けないシーズンが続いた。2022年オフの年末に、タイラーのいるジャイアンツと契約。3年3300万ドルの好待遇で迎え入れられた。絶対的なクローザーのカミロ・ドーバルへのつなぎ役を兄とともに担うことになった。ピッチングはメジャーデビュー時はシンカーを中心にカーブと時々フォーシームやチェンジアップを投げていたが、今ではスライダーとシンカーの2種類しか使っていない。2020年に成績を落としてからはスライダーに大きく依存するようになり、全投球の半分以上を占めるようになっている。また、そのスライダーも変化量を大きくしたスイーパータイプに改良した。兄弟で勝ち試合に登板するリリーバーになったが、ロジャース家は消防士の家系。祖父母の代から4代続けて消防士を輩出しているため、野球界でも火消しを仕事にしている、というのが鉄板の持ちネタである。寄稿日:2024-04-03 最終更新日:2024-04-03 |
オールスター:1回(21)主な表彰:なしタイトル:なし |
▼レギュラーシーズン個人成績年 チーム 試 勝 敗 セ 防御率 イニング 安 責 本 四 死 三振 WHIP K/BB2016 MIN 57 3 1 0 3.96 61.1 63 27 7 16 5 64 1.29 4.002017 MIN 69 7 3 0 3.07 55.2 52 19 6 21 3 49 1.31 2.332018 MIN 72 1 2 2 2.63 68.1 49 20 3 16 2 75 0.95 4.692019 MIN 60 2 4 30 2.61 69.0 58 20 8 11 6 90 1.00 8.182020 MIN 21 2 4 9 4.05 20.0 26 9 2 4 1 24 1.50 6.002021 MIN 40 2 4 9 3.35 40.1 38 15 4 8 0 59 1.14 7.38 |