MLB用語 – ま行


マービン・ミラー賞
選手間投票で選ばれる賞のひとつで、グラウンド上でのパフォーマンスに加えてコミュニティへの貢献によって周囲に刺激を与えた選手に贈られる。
マービン・ミラーはMLB選手会会長を20年近く務め、選手の権利や待遇を向上させることに成功したことで知られる。
マイナーオプション
球団が選手を無条件にマイナーリーグへ落とせる権利のこと。マイナーオプションが切れたメジャーリーガー(主にメジャー契約日数が3年を超えた選手)をマイナーリーグへ送るには一度ウェーバーに掛けなければならない。
マイナー契約
40人ロースターに入らずに結ぶ契約のこと。
マイナーリーグ
メジャーリーグ傘下にある野球リーグ組織の総称。”MiLB”と略す。上からAAA(3A), AA(2A), A(1A), ルーキーリーグにクラス分けされている。各マイナー球団はメジャー球団と選手の育成契約を結んでいる。
MiLB
マウンドビジット
タイムを取って監督がマウンドに行く回数のこと。1投手につき上限回数を超えると投手交代しなければならない。マンフレッド・コミッショナーによる時短改革の槍玉に挙げられている。
マザーズデイ
毎年5月第2日曜日に行われる、ピンク色を基調としたユニフォームや道具でプレイするイベント開催日のこと。乳がん撲滅のキャンペーンとして2004年から始まった取り組みで、収益金は研究機関に寄付される。なお、6月第3日曜にはファザーズデイが行われる。
マダックス
先発投手が100球未満で9イニング以上を投げ切って完封すること。
歴代でもっとも”マダックス”が多いのはグレッグ・マダックスで13回達成おり、2位のゼイン・スミス(7回)に大差をつけている。
マネージャー
単にマネージャーと言った場合は監督のことを指す。マネージャーという役職がいるスポーツは野球以外ではあまりなく、ほかのスポーツでは監督自らオフェンス・ディフェンスをコーチングするのでヘッドコーチと呼ばれる(コーチの数が少ないせいと思われる)。
マネーピッチ
ピッチャーの決め球。≒アウトピッチ。
マネーボール
2000年代初頭に年俸総額の低いオークランド・アスレチックスが優勝争いを続けてきた舞台裏を描いたノンフィクション書籍。後に映画化され、ブラッド・ピットが主演した。
転じて、当時は先駆的だったセイバーメトリクス(とりわけ出塁率を重視)を用いたチーム編成・戦術のことをマネーボール戦略と呼ぶようになった。
セイバーメトリクス
マリアーノ・リベラ賞
レギュラーシーズンで最も優れた成績を残したア・リーグのリリーバーに与えられる賞。クローザー以外のリリーバーも対象。2005年から始まった両リーグ1人を選ぶ最優秀救援投手賞が2014年に変更された。
トレバー・ホフマン賞
ミスター・オクトーバー
10月に行われるポストシーズンの大事な場面で活躍し、レギュラーシーズン以上の成績を残す選手のこと。1977年のワールドシリーズで5本塁打を放ったヤンキースのレジー・ジャクソンがこう呼ばれた。
ミスター・パードレ
1982〜2001年にサンディエゴ・パドレス一筋でプレーした故人トニー・グウィンのこと。3000本安打や首位打者8度の実績だけでなく人格者としても知られ、ロベルト・クレメンテ賞の受賞歴もある。
唾液腺ガンで亡くなったが、現役時代から愛用していた噛みタバコが原因と思われたことで愛弟子のスティーブン・ストラスバーグも噛みタバコをやめるようになった。
ミッチェル・リポート
上院議員経験者のジョージ・ミッチェルがまとめた、MLBにおけるステロイドやHGHなどの薬物使用実態の報告書。当時のコミッショナーのバド・セリグの指示で調査が行われ、2007年に400ページ以上にも及ぶ報告書が発表された。報告書には89人もの選手の実名が挙げられるという衝撃的な内容であった。
ミッドウエストリーグ
AにクラスされるMLB傘下のリーグ組織のひとつ。
ミドルリリーフ
中継ぎ投手の役割のひとつで、クローザーやセットアップマンの前に出てくるリリーバー。セットアップマンを出すにはまだ早い状況や僅差でリードされている状況で登板することが多い。
ムース
①野球殿堂入りを果たしたマイク・ムシーナ元投手の愛称。
②トナカイをモチーフにしたシアトル・マリナーズのチームキャラクター。
メキシカンリーグ
メキシコ合衆国の国内リーグ。MLB傘下からは独立しているが、AAA相当のクラスと見なされている。
4~9月に行われるリーグ戦”リーガ・メヒカーナ・デ・ベイスボル”に16球団が優勝をかけて戦う。
メンドーサ・ライン
打率.200の水準のこと。1974-82年にプレーしたマリオ・メンドーサが由来で、極端な守備型の選手でシーズン打率が2割を保つのがやっとであるほど打率が低かった。
モップアップ
中継ぎ投手の役割のひとつで、大量リードを許した試合展開でイニング消化を目的に登板するリリーバー。敗戦処理。プレッシャーがかからない場面で投げることになるため、メジャー経験の少ない若手投手が起用されることが多い。
スターターが浅めのイニングに降りる傾向が出てきた近年では、負け試合の終盤に野手を登板させるケースが増えている。